プロジェクトの作成が完了したら、最初のJavaプログラムを書きましょう。
Javaプログラムは、「クラス」と呼ぶ単位で作成していきます。
「クラス」とは、Javaプログラムそのものです。Eclipseで新規のプログラムソースファイルを作成するということは、新規の「クラス」を作成することになります。
それでは、Eclipseで新規のクラスを作成してみましょう。
プロジェクトの直下にある「src」フォルダを右クリックして、「新規」→「クラス」を選択します。
以下の「新規Javaクラス」画面で、作成するクラス名を入力します。
最初のプログラムは、「HelloWorld」としますので、「名前」入力欄に「HelloWorld」と入力しましょう。
また、「public static void main(String[] args)」にチェックを付けて、「終了」ボタンをクリックします。この「public static void main(String[] args)」にチェックすることによって、作成しているクラスを直接実行することが可能になります。
以下のようなプログラムソースが自動生成され、Eclipseのエディタ部分に表示されます。
public class HelloWorld { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ } }
それでは、表示されているプログラムソースに、「こんにちは世界!」を出力するプログラム「System.out.println(“こんにちは世界!”);」1行を入力しましょう。
public class HelloWorld { public static void main(String[] args) { System.out.println("こんにちは世界!"); } }
プログラムを入力する場所、入力するコードのスペルや大文字、小文字も気を付けてください。
もし、間違っていると、エディタにエラーを意味する赤い×マークが表示されます。この×マークがあると、コンパイルができず、実行することもできません。エラーがある場合には、再度入力したプログラム内容を確認しましょう。
最初のプログラムの作成は、以上です。
次は、プログラムの実行です。