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日々技術進歩が目まぐるしいIT業界において、エンジニアとしては常にスキルのアップデートは不可欠と言えます。とはいえ、忙しい業務の中で自分だけで自己研磨も難しいのも事実。そんな背景から、Tech Funでは、有志の社員による様々な勉強会が開催されています。
オンライン勉強会を開催した経験のある、T.KさんとT.Sさんにインタビューでお話を伺いました。勉強会を開いたきっかけや、勉強会の目的などをお聞きしました。

Tech Funの勉強会について

Tech Funでは、社員が自由に勉強会を開催することができます。
勉強会を開催しなくてはいけない、勉強会に参加をしなくてはいけないというルールはなく、社員の自主性に任せています。
課題を持ち寄って作業をするもくもく会、テーマを決めた勉強会や情報交換会、メンバーで開発を行う、プレゼンの練習など、勉強会のテーマも自由に決めています。
エンジニア向けの技術的な勉強会以外に、TOEFL、プロジェクトマネジメント、リーダーシップをテーマとした勉強会も開催されています。
オンライン勉強会は、業務後や土日などに開催されています。
在宅業務でなかなか顔を合わせない社員同士の交流の場としても、オンライン勉強会は貴重な機会となっています。

1.簡単に自己紹介をお願いします

T.K
今年の9月でTech Fun歴7年目のエンジニアです。
まだまだ自分では新人のつもりですが、あっという間に7年経っていました。
現在は自社案件や他の案件など、広く浅く携わっています。
最近の趣味は、強いて挙げれば自転車でしょうか。
過去にはキーボードを自作したり、3Dプリンターをいじったりしていました。

T.S
今年の10月でTech Fun歴4年目のエンジニアです。
過去には執事(執事・ソムリエ)やバリスタなど、違う業界で働いていました。
現在は、子会社の運営と自社サービス推進の業務に携わっています。
トライアスロンが好きで力を入れていたのですが、コロナ禍の影響で大会が開催されず近頃はインドアな趣味が増えました。
読書、料理、ゲームなどもしますが、YouTubeやNetflixをのんびり見て過ごしています。

2.勉強会を開催しようと思った理由やきっかけは何ですか?

T.K
以下の本で「ギルド」という言葉を知りました。ギルドをテーマとした本ではありません)
ギルドとは、同じ分野に興味を持っている人が集まったグループを指します。
ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方

勉強会と銘打ってしまうと開催する側も参加する側も重たくなりがちなので、自分が主催する場合は、あえて勉強会という言葉を使わず「ギルド」と呼んでいます。
ギルドのテーマを決めて、興味を持った社員で雑談や情報交換を行っています。
同じ分野に興味のある社員にはどんな人がいるのか知り、そこから新たにコミュニケーションの輪が広がっていくことを目的にギルドを開催しています。
具体的な何かを学ぶというよりは「雑談の中で、何を学ぶか、どのように学ぶか」そのあたりのきっかけが作れればと思っています。

T.S
エンジニアになる前から勉強会が好きでした。
ワインのテイスティング勉強会、コーヒーのカッピング勉強会などに参加していました。
もしかしたら、皆さんが思う勉強会とは少々イメージが異なるかもしれません。
上記のような勉強会は正解がないので、それぞれの人の表現の場でもあり、自分を知ったり新しい考えを知れる場でした。
このような勉強会は人との交流の中で、新たな視点を身につけられる場で、「多様性を認め合える場」だと思います。

勉強会は、資格合格やスキル習得など、人それぞれ目標があると思います。
特にエンジニアの勉強会は、答えにたどり着くためのスキルを磨く場であることが主だと思います。
ただ、大学の講義や資格勉強とは違う、色んな背景がある人が集まって、同じ勉強をする中で新たな発見をしていく場でありたいなという思いで開催をしています。

3.オンライン勉強会で、工夫している点はありますか?

T.K
オンラインということで特別工夫していることはないです。
参加してくれた人が入ってきやすいように、全員に話を振るように意識しています。
こうしなくてはいけないという決まりがある訳ではないので、参加者が楽しめる場であることが大切かと思っています。

T.S
講義スタイルの勉強会、ワークショップスタイルの勉強会、あるいは一つのプロダクトを一緒に作る勉強会、など様々な形式を試してみました。
特に大切にしているのは二点あり、少し硬い言葉で言うと、心理的安全性を保つことと、参加者同士の接点を作るということです。

参加者の中でも知識やスキルのレベル感は異なりますし、先輩後輩という上下関係もあったりします。
また、性格的な特性からオンラインでも複数人の中で発言できる方、発言が苦手な方が出てしまうこともあります。
そういったなかで、居辛さを感じないような空気感作りは心がけたいと思ってます。

もう一つは、参加者同士をつなげることです。
例えば、ワークショップで普段案件が一緒ではない人を同じグループにしてみたり、Zoomのブレイクアウトルームを利用しています。
せっかく同じ社員なのに、案件が違うので接点がない人が多くいると感じてます。
そこを後押しできるような仕組みは、勉強会の中で作るよう心がけています。

参加者がいないと勉強会は開催できないので、参加したい・参加し続けたいと思えるような勉強会となるように工夫は凝らしていきたいです。

4.過去の勉強会の開催について教えてください

T.K
スマホアプリ、機械学習をテーマにした雑談形式のギルドを2回開催しました。
どちらも5人程度メンバーが集まりました。

T.S
過去に13回ほど開催しました。
子会社向けに開催したものは、プロジェクト円滑に進めることが目的だったので、マネジメント、リーダーシップ、クリティカル・シンキングなどをテーマにして開催しました。
アプリ開発、OAuth2.0 / OIDC、AWS、Flutter、Docker、Vue.jsなどをテーマに扱った勉強会も開催しました。
技術的な勉強会以外に、ファシリテーション、アカウティング、TOEFL勉強会も過去に行いました。
いずれも、約5~7人程度メンバーが集まり、非常に有意義な時間になりました。

5.今後の開催予定、勉強会で取り扱ってみたい内容はありますか?

T.K
現時点では、特にこれといったことは決めていません。
そもそも「ギルドはそのテーマに詳しい人が作らなければいけない」というものではありません。
その分野に興味がある人が開催をして、知識やスキルをメンバーと共有する場でも良いのです。
何か気になるテーマがある人がギルドを作って、社内の交流が今後活性化すればと思っています。

T.S
自分にとっても、皆さんにとっても無理のない頻度で、案件を超えた社員間の交流を図れる場なので、先陣きって開催していきます。

技術の勉強会ネタもたくさんあるのですが、技術外のことも扱っていきたいですね。
技術だと、案件の技術要素と乖離があると、参加したくても参加するメリットがなくて諦めてしまう方もいるのかなと感じています。
次に考えているのは「エレベーターピッチ勉強会」とか「プレゼンテーション勉強会」とかでしょうか。
あるいは「エンジニアの勉強方法の勉強会」みたいなものも、新入社員には参考になるかもしれないですね。
あとは、若手だと意思決定をする場が少ないので、トレーニングを勉強会でできたらという考えもあります。
来るもの拒まず去る者追わず「今日やってる?」と、居酒屋にふらっと入るようなノリで、誰しもが参加できる・参加しやすい勉強会を作っていきたいと思っています。


Tech Funのオンライン勉強会について、今回はご紹介いたしました。
インタビューにご協力いただいた、T.Kさん、T.Sさん、どうもありがとうございました。
身構えず気軽に参加できるオンライン勉強会は、社員の交流や知的好奇心を刺激する場となっています。
エンジニアの技術的な勉強会以外にも、若手やプロジェクトマネージャー向けなど、社内の様々な立場に向けた勉強会が開催されています。
新しい技術や分野、英語、考え方やプレゼンテーションなど、様々なテーマで開催されており、部署や案件の垣根を越えて共に切磋琢磨していくことができます。
Tech Funの勉強会は社員が自主的に開催しているものですが、自分からやろうと積極的に主催を行う社員がいます。

もちろん、自主的な勉強会だけでなく、入社後には充実した社員研修があります。また、未経験でも実際に活躍されているエンジニアがたくさんいます。これは、入社後も自分の知識やスキルを磨いていこうという上昇志向のある社員が多いという、Tech Funの特徴が現れているといえます。
Tech Funは、好奇心を持って学習をしていきたい方には、ぴったりな社風になっています。
そんなTech Funにご興味を持って頂けましたら、Tech Funで一緒に働いてみませんか?
未経験エンジニアは随時募集しています。是非ご応募お待ちしています。