当システムは、マスクの在庫情報、取り扱い店舗情報を管理し、在庫状況をWebで検索できる機能を提供する。
取り扱い店舗と消費者を当システムの使用対象者とし、取り扱い店舗は、システム管理者として、マスクの在庫情報と店舗情報を管理する。
消費者は、マスクの在庫状況の確認機能とする。主に以下の4つの機能に大別される。
店舗情報を管理する機能。
a.店舗名の修正
b.営業開始時刻の修正
c.営業終了時刻の修正
d.店舗電話番号の修正
マスク在庫情報を管理する機能。
a.取り扱いマスク情報一覧表示
b.マスクの在庫数、価格情報の更新
c.取り扱いマスクの削除
取り扱いマスクの新規登録機能。
a.マスクの新規登録
消費者側が使用する、マスク在庫状況検索機能。
a.条件検索
b.該当店舗一覧
c.店舗の詳細表示
今回のシステムを企画するにあたり、2つの理由がある。
①台湾のIT大臣オードリー・タン氏が開発したマスク管理アプリに感銘を受けたからである。
→オードリー・タン氏は短期間で高性能なアプリを開発し、世界中から称賛の声が上がった。
その下位互換のようなシステムを作り、オードリー・タン氏の能力の高さや、自分の実力不足を実感したいと考えた。②現在世界中が直面している新型コロナウィルスの感染対策に実用的なシステムを作りたかった為。
→在庫情報を明示することによって、高齢者による開店待ちの列防止。
在庫がない店舗への無駄な外出を無くす効果。以下が今回のプロジェクトでの反省点である。
〇自分の作業スピードをしっかりと認識していなかった点
〇力不足で断念した処理があった点
〇実行優先で綺麗なコードをかけなかった点
コロナ禍の際に、実用的なアプリを構築したいとの思いから構築したシステムです。
いくつか課題は残るものの、概ねスケジュール通りに必要機能をしっかりと実装し、見た目や使い勝手もシンプルに仕上げることができた作品になっています。