サービス事例
Customer Data Platform(CDP)で動作しているワークフロー・データ構造の改修
システム/プロジェクト概要
Customer Data Platform(CDP)に、アプリなどから取得した個人ユーザーの操作ログを収集していたが、データ重複などの不整合が発生し分析できなくなっていた。
データクレンジング作業を実施するとともに、ワークフローやデータ構造の改修を実施することで、データの整合性を維持したデータ分析基盤を整備し直した。
お客様の課題/要望
- 個人ユーザーの操作ログなどのデータを蓄積していたものの、重複のあるノイズデータが混ざっていた。
- そのため、分析基盤としてCustomer Data Platform(CDP)意図したデータの分析ができていなかった。
- データを加工する処理を改修し、データ間の不整合が起きないようにしてほしい。
- 既存のデータと組み合わせて効果的な分析および可視化が行える環境を構築したい。
Tech Funが実施したソリューション
データ不整合対応
Customer Data Platform(CDP)が収集していた元データの調査/分析を行い、重複して生成されている等の問題のあるデータのクレンジングを実施。
既存のデータ加工のフローを調査し、問題の原因になっていた処理を特定。
一貫性を持った適正なデータが生成されるように、該当のワークフローとデータ構造の改修を実施。
データ分析基盤
改善したデータと既存のデータについて、整合性を維持しながら統合し、新たなデータマートを構築。
データマートに蓄積したデータの可視化や分析が可能となるように、新たな可視化環境の整備を実施。
プロジェクト情報
対応工程 | 分析 |
チーム規模 | 1名 |
工数 | 0.5人月 |
主要技術要素 | Excel, Treasure Data CDP, Digdag, Python, SQL |
アーキテクチャ図

リリース後の効果/お客様の声
整合性の取れたデータで、適切にデータ分析ができるようになった。
既存データと新規のデータを組み合わせた分析を実施できるようになったため、新しい顧客インサイトを得やすい環境となった。