サービス事例

マラソン大会でランナーの現在位置の予測や応援をするWebサービスの開発

AWS

システム/プロジェクト概要

東京マラソンをはじめとする各種マラソン大会で、ランナー、応援者が利用するWebサービス。主要機能としては、一定距離ごと測定されたタイムをもとに現在位置を予測して地図上に表示、応援したい選手に対してメッセージを送ったり、ランナーがこれを参照することができる、といったもの。

お客様の課題/要望​

どんな人でも簡単に操作できること

利用者は老若男女さまざまであること、またランナーは長時間立ち止まってスマートフォンを参照することが難しいため、シンプルに操作ができること。

数十万人のアクセスに耐えられること

大会当日は数十万人のアクセスが発生するため、それを見越したシステム構成であること。

Tech Funが実施したソリューション

視覚的に分かりやすく簡単に操作できるUI

PCやスマートフォンから手軽に利用できるよう、シンプルなUIを実現した。

大量のアクセスに対する負荷対策

1つのリージョンでサービスを提供するのではなく、計測データを複数リージョンに複製し、利用者からのリクエストを分散させることで、高いスケーラビリティ・可用性を実現した。

要望を実現するため、アプリケーションはSPA(Single Page Application)相当のアーキテクチャとした。

開発当時は、現在のようにReactやVue.js、Angularなどの良いフレームワークがなかったため、ほぼフルスクラッチで仕組みを考案・実現した。

プロジェクト情報
対応工程 要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テスト
チーム規模 5名
工数 50人月
主要技術要素 AWS (Route53, ELB, AutoScaling, EC2, ElastiCache, SimpleDB), JavaScript, PHP

アーキテクチャ図

アーキテクチャ図

リリース後の効果/お客様の声

容易にスケーリングする仕組みにしたことで、急激なアクセス増においてもその場でスケールアウトできるため安心していただけました。