車両に取り付けた通信型ドライブレコーダで計測される走行情報を収集・蓄積し、ドライバーの運転評価・診断や、事故発生時の詳細情報を提供するIoTシステム。
大量データをロストすることなく収集・蓄積し、データ分析基盤に渡すには、高度なAWSの知見およびアプリケーション開発力が必要であったが、ここにTech Funのノウハウを活用することにより、クライアントの要望を満たすIoTシステムの構築を実現した。

東京マラソンをはじめとする各種マラソン大会で、ランナーおよび応援者が利用するWebサービスで、一定距離ごとの測定タイムを元に現在位置を予測して地図上に表示することが必要となった。また、応援したい選手に対してメッセージを送ることもでき、ランナーがこれを参照することができることを要件とした。大会当日は数十万人のアクセスが発生し、しかもスタート直前の限られた時間にアクセスが集中する傾向があるため、これに耐えうるシステムである必要があるため、AWSを活用し、1つのリージョンでサービスを提供するのではなく、計測データを複数リージョンに複製し、利用者からのリクエストを分散させることで、高いスケーラビリティ・可用性を実現した。